『脳内再生! 読むラジオ ダイアンのよなよな…』を読み終わった話

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お笑いコンビ『ダイアン』が毎週月曜22時~翌1時まで3時間しゃべり続けるラジオ番組、『ダイアンのよなよな』が本になりました。

私はお笑いラジオが好きでいろいろ聴きますが、毎週かかさず聴き、本を購入してしまうほどの番組はこの『ダイアンのよなよな』だけです。

  

知らない人のためにダイアンってどんなコンビなのかと言うと・・・、

ダイアンは、滋賀県出身の幼馴染の二人、ユースケ(2019年4月に本名の西澤裕介から改名)と津田篤宏の二人が2000年4月に結成したコンビです。

ユースケが放つ落ち着いたトーンでの切れ味するどいボケに津田がせわしなく突っ込むスタイルが持ち味です。

大阪NSC22期生で、同期にはキングコングをはじめ南海キャンディーズ、とろサーモン久保田、ウーマンラッシュアワー村本、なかやまきんにくん、スーパーマラドーナ、ギャロップ林、ミサイルマン等、たくさんの売れっ子がいます。

2007年、2008年と2年連続でM-1グランプリ決勝進出、2012年には大会形式だったTHE MANZAIでも決勝進出し、2018年には上方漫才大賞で大賞を受賞と、漫才の面白さには定評があります。 

関西地方でテレビ番組のレギュラーを複数持ち順調に活動していましたが、2018年に満を持して東京進出を果たしました。

 

そんな二人のラジオ番組『ダイアンのよなよな』は、前半はフリートーク、後半はネタハガキのコーナーと、ラジオ番組としてはオーソドックスな番組構成になっています。

オーソドックスな構成だからこそ、わかりやすく『この番組の魅力』=『ダイアン二人の魅力』になっています。

フリートークではダイアン二人の他愛ない日常の話から幼馴染ならではの地元の友人の話、関西限定でしか知られていないようなマイナー芸人(関西でも知られていないような芸人も)の話等が聞けます。

時事問題が語られることもありますが、ダイアン二人とも時事問題には強くないので上辺だけをさらっていつの間にか話が脱線して適当に終わります。

二人とも40歳を超えていますが、中学生のようにどうでも良いような話をし続けて笑い合い、ディスり合います。

『中学生のように』と書きましたが、この中学生のようなどうでも良い話を、上方漫才大賞を受賞したダイアンが一流漫才師としての『間』、『的確なツッコミ(たまにハプニング)』で語るので聴いていてとても心地いいのです。

毎週3時間「え?もう終わり?」と思うくらい引き込まれ、あっという間に終わります。

 

そんな『ダイアンのよなよな』が本になったこの『脳内再生!読むラジオ ダイアンのよなよな・・・』ですが、伝説となった第一回放送開始時の津田さんの第一声から、毎年発表される番組内流行語大賞を中心にそのまま文字に書き起こしてあります。

貴重な漫才舞台の楽屋やギャロップ林さん、武将様の写真、デビューからこれまでを振り返ったダイアン二人のインタビューも収録されているので、『ダイアンのよなよな』ファンはコレクターズアイテムとして買うしかないような内容になっています。

『ダイアンのよなよな』を聴いたことがなくても、内容が面白く文字数もたっぷりで暇つぶしにピッタリなので買って読んでみてください。

 

ダイアンが東京で大成功してテレビでも活躍する姿を見る機会が増えると良いなと、ファンの一人として願っています。

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