自室で映画鑑賞をする際、臨場感のあるサラウンド環境を構築しようと思うと複数のスピーカーが必要で、設置も配線も手間がかかって大変ですよね。
狭い部屋だとまず複数のスピーカーを設置するスペースの確保が大変です。
そこで、手軽に設置できるサウンドバーを選択する人も多いと思います。
一台のサウンドバーでバーチャルサラウンド環境を構築し、簡単に臨場感あふれる映画体験を楽しめますよね。
私もJBLの手頃なサウンドバーを自室に設置し、プロジェクターを使って大きなスクリーンで映画を見る際には使用しています。
が、このサウンドバーはスクリーンの下の位置に来るように設置していて、スクリーンとデスクの位置は離れているので夜中に液晶モニターで軽く映画を見たい時には使えません。
ヘッドフォンやネックスピーカーを使えば良いと言えばそうなのですが、なんかそう言うのを装着するのも面倒なときがあるんですよね。
それで、手軽に使えるコンパクトなサウンドバーはないかな?と常々考えていたところ、見つけました。
PRINCETONから発売されている『ED-G1500BAR』です。
G1500BARはEdifierによるゲーミングシリーズ「HECATE(へケート)」のバー型ゲーミングスピーカーです。
PRINCETONとかEdifireとかHECATEとかなんか色々ややこしい感じもするのですが、Edifireはスピーカーやヘッドフォン等の音響機器を製造している中国のメーカーです。
そのEdifireがゲーミングに特化した音響機器として製造しているシリーズが『HECATE』、HECATEのバー型ゲーミングスピーカーとして製造されたのがG1500BARです。
そして、そのEdifireの製品の日本での販売を請け負っているのがPRINCETONと言うことだと思います。
G1500BARは、横幅は約40㎝のコンパクトなサウンドバーです。
この小ささ、かわいいデザインでなんとバーチャル7.1chサラウンドを実現しています。
ゲーミング用途のサウンドバーではあるのですが、映画視聴にも充分使えそうなので買ってみました。
EDIFIRE ED-G1500BARのスペック
ここで、まずG1500BARの主なスペックを紹介します。
スピーカー | バス 41x78mm フルレンジ 45x66mm |
定格出力 | 5W(2.5W + 2.5W) |
再生周波数帯域 | 120Hz ~ 20kHz |
入力端子 | Bluetooth, USB |
オーディオコーデック | SBC |
USB入力仕様 | 16bit/48kHz |
電源 | USB給電 (5V/1A) |
外形寸法 | (W)408x(D)64x(H)67mm |
質量 | スピーカー(USBケーブル込):550g マイク:20g |
こんな感じです。
定価は7,980円です。
出力が5Wと結構控えめではありますが、バーチャル7.1chの臨場感でカバーできるだろうと言う個人的目論見です。
とにかく、横幅40㎝でバーチャル7.1chサラウンドを実現していると言う点が気に入ったので購入しました。
EDIFIRE ED-G1500BARを開封
外箱はこんな感じです。
スピーカー本体とマイク、説明書とステッカーが入っています。
スピーカー本体にくっついているUSBケーブルは音源との接続と給電を兼ねています。
EDIFIRE ED-G1500BARの外観確認
G1500BARの外観をチェックしていきます。
スピーカー上部はこんな感じ。
奇麗なホワイトのボディにシルバーでHECATEのロゴが入っています。
ちなみに、G1500BARには3種類のカラーバリエーションがあり、私が購入したホワイトの他にはブラックとピンクが選択できます。
どれもポップでかわいいデザインだと思います。
正面はこんな感じです。
ネットの奥にうっすらスピーカーが見えます。
中央上部のボタンは左から電源、ボリューム、モード切替です。
ボタンは3つしかありませんが、長押しや2つ同時押し等の組み合わせでイルミネーションのカラーやパターンを変更したりもできます。
背面です。
USBケーブル、3.5mmイヤフォンジャック、マイク接続用の端子があります。
マイクを接続するとこんな感じです。
私はマイクを使うつもりはありませんが、一体感のあるデザインで良いですね。
EDIFIRE ED-G1500BARに電源を入れて試聴してみた
電源を入れると、なかなかのボリュームの起動音が鳴り響き、下部のLEDライトがブルーに光ります。
このLEDライトはモード切替ボタンの長押しでオフに、素早く2回押すとカラーや点滅のパターンを切り替えられます。
ゲーミングスピーカーっぽい結構派手な光り方も選択できますが、私はそこまで派手なのも好みではないので、デフォルトのブルーの大人しい感じの光り方を選びました。
スマホと接続して音楽を聴いてみました。
このサイズなので仕方ありませんが、見た目通り低音はそんなに出ません。
中高音に関してはベストではありませんが、充分な音と言う感じです。
こもっていたり不快感はないので充分聴けます。
音質に関してはそこそこと言った感じですが、このスピーカーのすごいところは、このサイズなのにちゃんと空間オーディオのように周囲を音で囲んでくれます。
モードは3つ、MUSICモード、GAMEモード、MOVIEモードに切り替えられます。
MOVIEモードにしてPCと接続し、NETFLIXの動画を視聴してみました。
低音こそ物足りませんがサラウンド効果はバッチリです。
ちゃんとバーチャルサラウンドスピーカーとしての役割を果たしています。
夜中に自室で映画を見るならこれくらいの音で充分ですね。
低音が響かないので、ワンルームに住む人なんかだと隣の部屋を気にしなくて良くてむしろ良いのではないかと思います。
まとめ
40㎝と言うコンパクトなサイズでPCモニターの下に無理なく置けてちゃんと7.1chのバーチャルサラウンドが体感できるのは素晴らしいです。
重低音こそ響きませんが、むしろそちらの方が都合がいいこともありそうな気もします(隣の部屋に響かないとか)。
このサウンドバーはゲームメインで作られたような気もしますが、狭い部屋で軽く映画を見るのにちょうど良いと思います。
寝る前に音楽を流す場合でも部屋中に優しい音が広がる感じで、ちゃんと聞こえるのにうるさくありません。
私はかなり気に入り、今では自室に戻るととりあえずこのスピーカーの電源を入れて何らかの音を流しています。
ちょっとしたサウンドバーでちょっとしたバーチャルサラウンド環境を構築したい人にはおすすめのスピーカーです。
動画『バーチャル7.1サラウンドなコンパクトサウンドバー EDIFIRE ED-G1500BARを開封&試聴!I』
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