以前からモバイルディスプレイには興味があったのですが、自室以外でGPD WIN Maxを使って大画面が必要な作業をするときのためにモバイルディスプレイを買ってみました。
文字入力やちょっとした画像処理くらいならGPD WIN Maxの8インチディスプレイでも余裕ですが、リビングでちょっと3DCG制作をしたくなったときなんかに大きな画面があると便利なんですよね。
後々PS5を購入したときにゲーム用モニターとしても使用することを考え、4K表示可能で少し大きめなディスプレイを選ぶことにしました。
Amazonで調べてみたところ4K表示可能なモバイルディスプレイは色々ありますが、画面サイズは概ね13.3~15.6インチくらいです。
価格帯は2万円台半ば~3万円台と言ったところで、たまに5万円以上のものもありましたが、予想していたより高くない印象です。
そのなかで1台だけ4K15.6インチで2万円を切って19,800円のものが見つかり、安さとレビューの少なさが心配でしたが、機能的には悪くなさそうだったので思い切ってそれを買ってみました。
こちらです。
amazon.co.jp
IVVと言う、モバイルモニターを専門に作られているメーカーのようです。
箱はこんな感じです。
モニター本体とスタンドカバー、電源アダプター、HDMI to miniHDMIケーブル、説明書、「いらっしゃいませ」と書かれたカードが入っていました。
カバーは粘着テープで固定するタイプです。
「いらっしゃいませ」と書かれたカードが気になりますが、カードの裏面にサポートについて丁寧に書かれていました。
まずは軽く説明書を読んでおこうと開いてみると、
文字が小さい!
小さすぎて読む気がしないので気になるところだけスマホで撮影して拡大して確認しました。
本体の背面はこんな感じです。
中央にスピーカー二つ、左側(正面から見ると右裏側)に設定用のボタンがあります。
Amasonの商品説明ページに、
「ご注意:モニター本体裏側に印字された「1080P」は生産ミスで、正確な解像度は3840*2160でございます。」
と書かれていましたが、『4K HDR』に修正されていました。
正面から見て向かって左側面に入力ポートがまとめられています。
上から順にmirco USB、3.5mmヘッドホン用ポート、mini Displayポート、mini HDMI×2、電源用ポートが並んでいます。
USBがCじゃないのが惜しいです。
GPD WIN Maxと接続して映像を出力してみました。
解像度はしっかり『3840×2160』になっています。
4K15.6インチでテキストサイズを150%で表示すると文字サイズが小さくて読みにくいので
200%に設定したらちょうど見やすくなりました。
4Kの映像を見て綺麗さを確認しようと思いましたが、ここにきて4Kの映像ソースがYouTubeしかないことに気付きました。
AmazonのプライムビデオってPCからは4Kの動画が視聴できないんですね・・・。
このディスプレイでプライムビデオの4K動画を視聴するにはFire TV Stick 4Kを買うしかないようです・・・。
YouTubeで4Kの動画を探してみたところ、倉木麻衣さんのミュージックビデオがあったので視聴してみました。
こちらの動画です。
写真ではわかりづらいと思いますが、めちゃめちゃ綺麗です。
さすが4K!
自室でトリプルディスプレイを試してみましたが問題なく快適でした。
こんな感じで画面は綺麗だし特に気になるところはなく、普通に使えるモバイルディスプレイです。
2万円以下でこれが手に入ることに驚きました。
少しだけ残念なところを挙げるとすると、やはりmicro USBですかね。
いまどき身の回りの物はだいたいUSB-Cなので、モバイルバッテリーから給電する場合、ケーブルを一本余分に持って行く必要があります。
あとはまあ自分が考えていた用途には問題なく充分使えます。
位置を固定せずに手軽にデュアルディスプレイ環境を構築したい人、自分専用のゲーム用モニターが欲しい人にはモバイルモニターがピッタリなのでぜひ試してみてください。
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