久々にBluetoothイヤホンを購入しました。
TechnicsのEAH-AZ60M2のシルバーです。
イヤホンを新調するのは久々です。
2021年の12月にaudio-technicaのATH-CKS50TWを買って以来です。
ATH-CKS50TWは良いイヤホンで、今でも特に不満なく使っていますが、店頭でTechnicsのイヤホンを見かけて欲しくなりました。
私は、もう昔の話になりますが、左右にターンテーブルを2台並べて真ん中にミキサーを置いてアナログレコードをかけると言う遊びにハマっていました(DJ)。
その時使用していたターンテーブルがTechnics製でした。
そんな感じでTechnicsと言うロゴを見ると懐かしい気分になります。
当時は知りませんでしたがTechnicsってPanasonicのブランドだったんですね。
ついでなのでTechnicsと言うブランドについて少し調べてみたところ、2008年に「SL-1200MK6」と言うターンテーブルが発売されたのを最後に2010年をもってブランドが休止されていたようです。
約5年間の休止期間を経て2015年にTechnicsブランドが復活~現代に至ると言った感じのようです。
そんなこんなで買ってきました。
TechnicsのEAH-AZ60M2-S。
27,200円でした(メーカーから価格を指定されているとのことで、27,200円以下には下がらないようです)。
シルバーカラーのモデルなのでEAH-AZ60M2と言う品番の最後に-Sがついています。
EAH-AZ60M2には、私が購入したシルバーの他にブラックがあります。
ブラックの方は品番の最後が-Kになっています。
ちなみに、TechnicsのこのイヤホンにはEAH-AZ80と言う最上位モデルが存在します。
こちらのEAH-AZ80の方が価格が1万円ほど高く、もちろんその分機能も優れているのですが、色々調べた結果、私にはEAH-AZ60M2で充分だと思い、こちらにしました。
EAH-AZ60M2の主なスペック
開封する前に、そんなEAH-AZ60M2の主なスペックを紹介します。
ドライバー | 直径8 mm バイオセルロース振動板 |
再生時間(イヤホン単体) | 約7.0 時間(ノイズキャンセリングON、AAC) 約6.5 時間(ノイズキャンセリングON、SBC) 約4.5 時間(ノイズキャンセリングON、LDAC) |
再生時間 (イヤホン+充電ケース) | 約24 時間(ノイズキャンセリングON、AAC) 約23 時間(ノイズキャンセリングON、SBC) 約16 時間(ノイズキャンセリングON、LDAC) |
重量 | イヤホン:LRそれぞれ約7 g 充電ケース:約45 g |
Bluetooth | 周波数帯域:2402 MHz~2480 MHz 対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HSP、HFP 対応コーデック:LDAC、SBC、AAC |
気になるスペックはこんな感じです。
ちなみに、最上位版のAZ80はドライバーが直径10mmアルミ振動板になります。
開封、外観確認
開封しました。
本体+ケースの他、USBケーブル、交換用イヤーピース、説明書が入っています。
EAH-AZ60M2の充電ケースの外観
ケースはプラスチックにシルバーの塗装が施されています。
Technicsのロゴ、やっぱり良いですね。
実物を見るとプラスティッキーで高級感はありません。
長期間使用すると色が剥げそうで心配です。
ケースのサイズはコンパクトです。
ケースサイズが特に大きいaudio-technicaのATH-CKS50TWと比較するとだいぶ小さく感じます。
ATH-CKS50TWはイヤホン本体+ケースでバッテリーが最大50時間くらいもちますからその分ケースも大きくなっています。
それにしても最大50時間程度ってちょっとどうかしてるくらいのバッテリー持続時間ですよね。
今回購入したTechnicsのEAH-AZ60M2-Sより1万円程度安く買える割には低音もかなり出て音質も悪くないです。
充電が面倒な人にはおすすめです。
TechnicsのEAH-AZ60M2-Sの話に戻りますが、ケース内側にはLEDが2つ搭載されています。
左右のイヤホンの間のLEDはイヤホンの充電状態を表し、ケース手前側のLEDはケースの充電状態を表しています。
USBケーブル接続による充電だけではなくワイヤレス充電にも対応しています。
寝る前にワイヤレス充電器の上にポンと置いておくだけで充電できるのは便利ですね。
イヤホン本体の外観
イヤホン本体はこんな感じ。
イヤホン本体もケースと同じくシルバー部分はプラスチックに塗装がしてあります。
高級感はありませんがスタイリッシュでカッコいいです。
軽いので長時間装着していても疲れなさそうです。
ペアリング&設定
スマホと接続するには、Technics Audio Connectと言うアプリをインストールします。
Technics Audio Connect
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ペアリング
アプリを起動して指示通りに進めていくとイヤホンの追加画面が表示されます。
EAH-AZ60M2を選択して、
イヤホンをケースから出してスマホに近付けるだけで接続が完了しました。
簡単!
設定
ノイズキャンセリングや音質の設定、ヘッドホンをなくした時に位置情報から探すための設定、JustMyVoiceの確認(後述)等、ひと通りの設定がこのアプリからできます。
ノイズキャンセリングモードでは外音の遮断レベル、アンビエントモードでは外音取り込みのレベル等が自分好みに調整できます。
サウンドモードは用意された数種類のプリセットから選ぶか、自分で好きな音質にカスタマイズできます。
その他、音声ガイダンスの言語を数か国語から設定できたり、他にもいくつか細かく設定できます。
JustMyVoiceの確認
この機能には驚かされましたが、JustMyVoiceの確認と言う機能を使うと、EAH-AZ60M2を通して、自分の声が通話相手にどのように聞こえるかが確認できます。
スタートボタンを押して録音すると数秒後に自分の声が再生されます。
この機能は初めて見ましたが、高級イヤホンでは定番だったりするのでしょうか?
すごいですね。
3台の機器と同時に接続
このイヤホン、なんと3台の機器と同時に接続出来ちゃいます。
アプリから最大接続台数を設定できますが、3台に設定するとハイレゾ音源を聞くことが出来なくなるようです。
私はそもそもハイレゾ音源が聴けるサービスに一つも加入していないので3台と接続できるように設定しました。
スマホとGPD WIN Max2、GPD WIN4と接続してみました。
Technics EAH-AZ60M2を使ってみた感想
音質
音質は良いとしか言いようがありません。
細かい音までクリアに聞こえます。
中高音は籠りが一切なく自然に広がり、低音のキレも抜群です。
どのジャンルの音楽も良く聴こえますし、映画視聴にも良いと思います。
ノイズキャンセリングとアンビエントモード
ノイズキャンセリングは強力で、ほとんどの雑音を気にならない程度に遮断してくれます。
自分でレベルを調整することが可能なので電車内等、雑音がうるさいけどアナウンスも聞きたいような場所ではノイズキャンセリングのレベルを下げて使用しています。
アンビエントモードに設定すると装着したまま会話が可能なレベルに周囲の音が聞こえます。
私はいつもイヤホンをつけたままコンビニで買い物する際にはどうしてもクセで片方のイヤホンを外してしまいます。
店員さんの声は充分聞こえてるんですけどね。
聞こえてないんじゃないかと思われるのが気になって・・。
装着感
人間工学を突き詰め、外れにくく疲れにくいようにデザインされているらしいのですが、実際の装着感はその通り、長時間使用しても外れにくく、疲れません。
ずっと装着していると存在を忘れるほどと言うと言いすぎかもしれませんが、。
私のAZ60M2はシルバーなのでブラックよりは目立つと思いますが、上品なデザイン、輝きなのでファッションの邪魔をしないどころか、アクセントとしても良いと思います。
まとめ
音質、デザイン、機能面全て申し分ありません。気に入りました。
長く愛用してきたオーディオテクニカのATH-CKS50TWも良いのですが、今回購入したTechnicsのEAH-AZ60M2と比較するとバッテリー持続時間以外全ての面で少し物足りなく感じてしまいます。
1万円程度の値段の差があるので仕方ありませんが。
ATH-CKS50TWは1万5千円程度で買えるイヤホンとしては抜群だと思います。
EAH-AZ60M2でこんなに良いのなら、更に1万円程度高額なEAH-AZ80はどんな感じで聞こえるのか、ちょっと試してみたくなってきました。
動画版【最高のワイヤレスイヤホン!【Technics EAH-AZ60M2】を開封してセットアップ!】
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