私は過去に趣味でテクノDJをしていたことがあります。
「DJと言えばレコード」の時代だったので大量にレコードを買い集め、週末になるとレコードの入った重い箱をカートに積んで持ち歩いていました。
生活環境が変わってクラブに行けなくなってからだいぶ経ち、ターンテーブルもミキサーもどこにしまったか忘れてしまうくらいDJからは離れていました。
が、少し前に、PCに接続して気軽にDJが楽しめるPioneerの『DDJ-400』の存在を知り、「これは面白そう」と購入してリビングに設置してDJを楽しんでいます。
PCに『rekordbox』と言うDJアプリケーションソフトをインストールし、『DDJ-400』を接続するだけで気軽にDJが楽しめます。
8インチの『GPD WIN Max』を使うと場所を取らないので省スペースに設置できます。
「8インチで画面の表示は見にくくないの?」と思う人もいると思いますが、この『rekordbox』は良くできたソフトで、文字サイズやレイアウトが調整できるので8インチでも充分見やすいです。
この『rekordbox+DDJ-400』と言う組み合わせ、何がすごいかと言うと『Beatport LINK』と言うクラブミュージックに特化したサブスクリプションサービスで配信されている楽曲をそのまま利用できるのです。
『Beatport LINK』の価格は$14.99/月~で、自宅でDJを楽しむならこの$14.99のプランで充分です。
私もこのプランに加入しています。
他に$29.99/月のプランと$44.99/月のプランがありますが、これらのプランは$14.99のプランより音質が良く、楽曲のダウンロードが可能になっています。
クラブでDJする人なら$29.99以上のプランが良いかも知れません。
そうやって日々リビングでDJを楽しんでいるのですが、夜中に自室でちょっとした時間に曲を確認したりDJの練習をしたりしたくなることがあり、そんなときのためによりコンパクトでより手軽にDJが楽しめそうな『DDJ-200』を買ってみました。
この『DDJ-200』はスマホにも対応しています。
iOSにもAndroidにも対応しているとのことだったので、Chromebookでもいけるだろうと試してみました。
が、Androidではどうやっても『Beatport LINK』の楽曲が使用できなかったので、あきらめてこちらも『GPD WIN Max』に接続しています。
この『DDJ-200』は『DDJ-400』と比較してコンパクトになっただけじゃなく、機能もいくつか削られているのですが、この辺の詳細はまた別の機会に書くことにして、思いついたときにさっと取り出してデスクでDJが楽しめるサイズ感は魅力です。
『Beatport LINK』には膨大な数の曲があるので、ミックスしながら色々な曲を聞くだけでも楽しくてあっという間に時間が過ぎます。
「DJには興味があるけどやったことないし曲も知らないし難しそうだし・・・」と言う人もとりあえず『Beatport LINK』に加入して人気ランキング上位の曲から順にミックスしつつ聞いていくだけでも楽しいと思います。
『DDJ-200』、『DDJ-400』両方とも『BEAT SYNC』と言うボタンがついていて、これを押しておけば曲のテンポが自動で合うようになっています。
テンポさえ合わせておけばあとは小節を合わせてフェードインフェードアウトでなんとかなるのでとりあえずミックスするならそんなに練習も必要ないと思います。
ちょっとしたパーティーくらいなら人前でやっても恥ずかしくないくらいにすぐなれると思います。
テンポを合わせるためにレコードの端を触ってひたすら調整していた時代から考えるととんでもなく楽になりました。
ちょっと今DJやってみたいなと言う人も、昔やってみたかったけど機材を揃えるのが大変で諦めた人も、『DDJ-200』、『DDJ-400』があれば気軽に始められて楽しいのでぜひ一度触ってみてください。
『DDJ-200』と『DDJ-400』の違い、長所短所についてはまた機会があれば書こうと思いますが、どちらか迷っている人には『DDJ-400』がおすすめです。
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