俳優の佐藤健さんがスマホにコンパクトなVRグラスを装着してKing Gnuさんの演奏を見ているCMを最近良く見ます。
そのCMがこちらです。
「8Kってどういうこと?そこまで行くと肉眼と変わらないんじゃないの?」とか、
「佐藤健さんが持っているあの手軽にVRが楽しめそうなコンパクトなVRゴーグルはいったいなに?」とか気になって仕方なかったので買って試してみました。
全国のタワーレコード店頭、タワーレコード・オンライン、dショッピングで購入できます。
近所にタワーレコードがないのでdショッピングで購入しました。
コンパクトなVRグラス、小さなクリアファイル、説明書が入っています。
クリアファイルとVRグラスはKing gnuさんの『千両役者』と言う曲のデザインになっています。
クリアファイルのなかにチケットのような紙が入っています。
このチケットのような紙にはライセンスキーが書かれています。
スマホに『新体感ライブ CONNECT VR』と言うアプリをインストールし、このライセンスキーを入力するとKing gnuさんのライブが視聴できます。
アプリはこちらです。
アプリをインストールしたらスマホにVRグラスを装着します。
VRグラスのデザインはこんな感じです。
docomoのロゴとKING GNUのロゴが入っていてなかなかかっこいいです。
折りたたむとかなりコンパクトになります。
こんな感じでスマホにひっかけてレンズを覗くと気軽にVR映像が楽しめます。
King Gnuさんの映像を視聴してみました。
「おー、見える」と言った感じです。
スマホの向きに合わせて360度に映像が広がっています。
ですが期待していたほどきれいな感じはしません。
よく考えたら当たり前のはなしですが、いくら映像が8Kで撮影されていても視聴はスマホです。
私のLG V60 ThinQはディスプレイの解像度が2460×1080で、VRグラスで覗き込む映像はそれを更に半分以下にしたものになります。
なのでまあ汚いとは言いませんが、肉眼で見る映像とは程遠い感じです。
CMで見るような臨場感、その場にいるような感じは全くしません。
『新体感ライブ CONNECT VR』で配信されている映像自体はたぶん相当綺麗なものだと思いますが、スマホでしか視聴できないのでせっかくの映像を活かしきれていない感じがしてもったいないです。
docomoのサービスなのでスマホ中心なのは仕方ありませんが、ぜひOculusシリーズや他の高性能VR機器向けに『新体感ライブ CONNECT VR』アプリを配信して欲しいです。
ソフトバンクの『VR SQUARE』はOculusシリーズ向けにも配信されているのでdocomoもぜひ。
『新体感ライブ CONNECT VR』と言うサービスに関しての感想は上に書いた通りですが、このVRグラス自体がダメかと言うとそうではありません。
VRゴーグルと違ってむき出しのグラスを覗き込むタイプなので周囲の光は入ってきますし没入感や臨場感はありませんが、気軽にVR映像を楽しめてこれはこれで面白いのです。
『新体感ライブ CONNECT VR』専用の機器と言うわけではないのでソフトバンクの『VR SQUARE』も楽しめますし、『YouTube VR』も楽しめます。
VR映像って密閉されたゴーグルを装着すると周囲が一切見えなくなるのでどうしても一人でしか楽しめませんが、このVRグラスだとスマホを渡して気軽に他人に見せたり複数で楽しむことができますし、リビングでちょっとVR映像が見たくなったときに気軽にサクッと視聴できます。
私は知りませんでしたが、このVRグラス自体は特に新しいものではありませんでした。
『HOMiDO Mini』と言う名前のフランス生まれのVRグラスで、Amazonでは2,500円で購入できます。
amazon.co.jp
King Gnuさんのファンの人は間違いなく今回docomoから発売されているKing Gnuデザインの『HOMiDO Mini』を購入した方が良いと思いますが、そうじゃない人はAmazonで通常のシンプルデザインのものを購入すれば少しだけ安く抑えられます。
このVRグラスで視聴する映像がVR体験の全てだと思われるともったいない気はしますが、これはこれで面白いしそんなに高いものでもないので興味がある人は試してみてください。
【YouTube動画版はこちら】
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