クラウドファンディングで1,800万円以上集めて話題になったVR向け本格派アドベンチャーゲームの『東京クロノス』ですが、ようやく全ての要素をクリアしました。
トレイラーです。
『東京クロノス』の感想
本格派アドベンチャーゲームと言うだけあってなかなかのボリュームでした。
クリアまでプレイ時間15時間以上は余裕でかかったと思います。
オープニング映像からVRの表現を活かしたアニメーションに圧倒されました。
ゲーム中はキャラがそんなに動くわけではなく止め絵のような感じですが、ちゃんとキャラのいる方から声が聞こえて存在感があります。

VRで立体的なアニメーションを見るのは初めてだったので、最初は着ぐるみと話しているような妙な感じでしたが、実際にゲームの世界に入り込んでいるような気分が味わえました。

このゲームはマルチエンディングなので主人公の選択次第でストーリーが変わりますが、1週目は選択肢がほぼ出てこず、ストーリーを追うだけになります。
ひたすらテキスト読む系のゲームが苦手な人はこの時点で脱落するかも知れませんが、1週目はとにかく頑張ってエンディングまで進めてください。
2週目から選択肢が増えて1週目で気になってた部分の裏側がわかったり、違う行動をしてみたり、ゲーム性が一気に上がります。
エンディングは色々ありますが、ラストのスタッフロールが上から降ってくる感じは、VR映像を色々見慣れた今見ても新鮮に感じたのでぜひ味わってほしいです。

VRで長時間ゲームをしてみての感想
Oculus Goを身に着けるだけで始められるのでVRそのものへのハードルは下がりましたが、ゲームとなるとなんか少し違いました。
当たり前ですが、VRゲームってヘッドセットを装着すると他に何も出来ないので、テレビを見ながらとか映画を見ながらプレイすることは出来ません。
『東京クロノス』はオートセーブに対応していて、マニュアルでもどこでもセーブが出来るのでいつでも休止出来るようになっています。
ですがこう言うストーリー重視のゲームだと続きが気になってなかなかやめられないので逆に始められないみたいな・・・。
『がっつりゲームだけをするための時間』を作らなきゃいけないのですが、なかなか時間が作れず、プレイ時間の割にはクリアまで日数がかかっちゃいました。
ストーリーの続きや真相は常に気になってたんですけどね・・・。
まとめ
『東京クロノス』はVRゲームならでは新しい表現とこれまでのゲームの遊びやすさが融合した良いゲームだと思います。
Oculus Goや遊べる環境があればぜひ遊んで欲しいです。
結構クリアまで長時間かかるので、忙しい人はなかなか時間が取れないかも知れません。
今回気付きましたが、VRの長編ゲームを遊ぶコツは焦らずに長編小説を読むようにのんびり少しずつ進めることだと思います。
8月22日にはいよいよ PlayStation VR でもリリースされるようなのでこちらも持っているひとはぜひ遊んでみてください。
次は『狼と香辛料VR』と言うVRアニメ?が発売されるようなのでこちらも楽しみにしています。
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