LG製の2画面ハイスペックスマホ、『V60 ThinQ 5G』を外部ディスプレイに接続するとデスクトップモードと言うものが使えます。
デスクトップモードと言うのは、スマホの画面をそのまま外部ディスプレイに表示するのではなく、複数のアプリをデスクトップ上に表示してPCのように作業できると言うモードです。
せっかくなので『V60 ThinQ 5G』を外部ディスプレイに接続して試してみました。
デュアルディスプレイカバーを外してUSB-Cコネクタから外部ディスプレイに接続します。
私はUSB-Cケーブルでそのまま接続できるディスプレイを持っていないので、この変換アダプターを使ってHDMIケーブルで接続しました。
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特に何も設定しなくても接続するだけでディスプレイにデスクトップモードの画面が表示されました。
このディスプレイはタッチパネル対応ではないのでこのままでは操作できません。
古いマウスを引っ張り出してきてスマホとbluetooth接続しました。
YouTubeと設定画面とChromeブラウザを開いてみました。
PCのようにマルチウィンドウでアプリを複数同時に起動できます。
こうして見るとPCの画面にしか見えませんね。
左下にあるアイコンをクリックするとアプリ一覧が表示されます。
ちなみに、文字入力はスマホからできるのでキーボードがなくても問題ありません。
入力フォーム等、文字を入力する場所をマウスでクリックすると自動でスマホのソフトウェアキーボードが開きます。
ドキュメントやスプレッドシートで書類の編集もできます。
ドキュメントは問題ありませんでしたが、スプレッドシートは表示倍率が高すぎて全体が見られずに編集しにくい感じがします。
表示倍率の変更ボタンが見当たりません。
HDMIの入力端子があればテレビにでも出力できるので、とっさの時にスマホを接続して書類を編集したり、慣れればPCの代わりに使えそうな気もします。
色々試した結果、デスクトップモードは確かに面白いのですが、実用性の面で言うとちょっと・・・と言う感じかも知れません。
スマホを外部ディスプレイに接続するだけでここまでできるとなると、逆にスマホ用のブラウザしか開けないことを残念に感じます。
Chromebookのようにフルブラウザが使えると更に便利なのに、と言うか外部ディスプレイに接続するとChromebookとして使えるようになるといよいよスマホ一つで何でもできるような気がします。
やっぱり難しいですかね?
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