1ヶ月使ってみてわかったデタッチャブルタイプのChromebook『HP Chromebook x2』の便利さ!『Chromebook x2』のレビュー。

HP Chromebook x2 デジタルガジェット
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普段はノートPC、キーボードを外せばタブレットになるデタッチャブルタイプのChromebook、HPの『Chromebook x2』を使い始めてから1ヶ月以上経ちました。

12.3インチとサイズは結構大きいのですが、バッグに入れて毎日持ち歩いて使っています。

残念ながらHPの公式サイトでは販売終了してしまいましたが、Lenovoから新たに『IdeaPad Duet Chromebook』と言う10.1インチのデタッチャブルタイプのChromebookが発表され、デタッチャブルタイプに注目している人も多いと思います。

あくまで『Chromebook x2』に関してのレビューですが、デタッチャブルタイプChromebookの良さ、便利さと、ちょっとした欠点についても書いてみたいと思います。

 

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『Chromebook x2』の良い点

ノートPC、Androidタブレットへの変形が簡単

デタッチャブルタイプのコンセプト通り、文字入力等の作業をするときはノートPC、ウェブ閲覧や読書、映像視聴の際はAndroidタブレットとして使えるので一台あれば大抵の用事はこなせます。 

キーボードにマグネットで「ガチャ」っとディスプレイをくっつけるだけでノートPCになり、タブレットにするときはまた「ガチャ」っと外すだけなので簡単です。

 

読書に最適

ディスプレイが大きいので作業中にちょっと休憩してAndroidアプリでサクッとそのまま漫画読んだり、

もっと集中して読みたくなったらキーボードを外してタブレットにして大きなサイズで快適に読めます。

ディスプレイサイズが12.3インチあるので雑誌を読むのも苦になりません。

 

キックスタンドタイプじゃないのでそのまま膝上で作業できる

『Chromebook x2』はSurfaceシリーズのようなキックスタンドタイプじゃなく、キーボードのヒンジのみでディスプレイ部分を支えるタイプです。

キックスタンドタイプだと膝に乗せて作業すると安定しないので何らかの作業台が必要になりますが、『Chromebook x2』は普通のノートPCのようにそのまま膝上にのせて文字入力等の作業ができます。

 

スピーカーの音質がかなり良い

ディスプレイの両サイドにBang & OlufsenのカジュアルブランドであるB&O PLAYのスピーカーが搭載されているのでかなり良い音がでます。

デタッチャブルタイプchromebook

そんなに種類が多いわけではありませんが、私がこれまで使って来たノートPC、タブレットの中で一番良い音と言っても過言ではありません。

普通のノートPCと違い、キーボード側ではなくディスプレイにスピーカーがついているのでダイレクトに音が聞こえる感じです。

画面も大きいので映画やドラマを見ても臨場感がありますし、音楽もそのまま充分聴けるのでメディアプレイヤーとして便利に使えます。

 

デザインが良い

HP独自の“白磁器の様な美しい白”を再現したセラミックホワイトの天板は美しくて高級感があります。

キーボード面は黒いレザーのような質感になっていて、全体的にオシャレなデザインになっています。

何も用事がなくても持ち歩きたくなるほど気に入っています。

 

『Chromebook x2』のイマイチな点

重い

サイズが大きいので仕方ありませんが、ディスプレイ部分のみで734gあります。

私は慣れたので1時間以上手に持って読書しても平気ですが、腕力に自信のない人は長時間手に持ってのウェブ閲覧、読書等は厳しいかも知れません。

734gのディスプレイを支えるためにキーボードも634gとなかなかの重量です。

そのおかげでノートPC状態で一切グラつかず安定しますが、全体的にもう少し軽ければ、と思います。

 

torneやVideo & TV SideViewが使えない

ディスプレイもスピーカーも高品質でメディアプレイヤーとして優秀な『Chromebook x2』ですが、AndroidアプリのtorneやVideo & TV SideViewが使えないのでnasneを使ってテレビ番組を視聴することができません。

torneはインストールできますがなぜかnasneとの接続ができず、Video & TV Side ViewはPlay Storeに存在しません。

現状、『Chromebook x2』でnasneを使ってテレビ番組を見るには『DiXiM Play』等別のアプリを使う必要があるようですが、torneの方が使いやすいです。

DiXiM Play (スマホ/タブレット向け) - Apps on Google Play
A network player app that allows you to watch recorded programs on the recorder and programs currently being broadcast.

 

タブレット状態にするとディスプレイ表示が回転しないときがある

原因不明ですが長時間スリープ状態の後、スリープから復帰してキーボードを外してタブレットにするとディスプレイを縦に向けても表示が縦にならないときがあります。

画面の回転以外の動作は正常で、設定画面から画面表示を縦に変更すると問題なく変わりますが、ジャイロセンサーが上手く動いていないような感じです。

再起動すれば正常に戻ります。

頻繁に起こる現象ではありませんし、Chromebookの再起動はすぐなのでそこまで気にしていませんが、起こったときは少しイラっとします・・・。

再起動せずに正常に戻せる方法があれば良いのですが・・・。

 

 

まとめ

『Chromebook x2』の良い点、イマイチな点を簡単に挙げてみました。

上に書いた以外にも、もちろんバッテリーが長持ちだったり起動が速かったり、Chromebookそのものの利点もたくさんあります

販売終了してしまったのでこれから新品を購入しようと思ってもなかなか難しいと思いますが、使いこなせばかなり便利な機種なので中古を見かけて納得できそうな値段だったら買ってしまって良いと思います。

更新期限も2024年6月まであります。

 

もうすぐ日本でも購入可能になると思われる、同じデタッチャブルタイプの『Lenovo IdeaPad Duet Chromebook』は10.1インチでキックスタンド式、と『Chromebook x2』とは少し違いますが、本体重量が426gでキーボードを装着しても920gと軽く、持ち歩いての使用はより快適になると思います。

私はこの『Chromebook x2』以外にも9.7インチの『ASUS Chromebook Tablet CT100PA』を所有しているので、さすがに今回LenovoのデタッチャブルChromebookは見送りますが、この『Chromebook x2』のデザインがかなり気に入っているのでHPさんがこのシリーズで10.1インチ程度の小型で軽量なものを出してくれるとまた物欲が刺激されてしまうかも知れません。

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