「Chromebookっていったい何?触ってみたい!」と言うことから実際に『Chromebook Tablet CT100PA』を購入して使い始めましたが、毎日持ち歩いて使用しているうちに少しChromebookのことがわかってきた気がします。
これはChromebook Tabletなので、ノートPC型のオーソドックスなChromebookとは使用感が少し違うと思いますが、なるべくChromebookの本質的な部分に絞った感想と、ChromebookはWindowsの代わりとして使えるかどうかについて書きます。
実際にChromebookを使ってみてどう感じたか?
まず、実際にChromebookを使ってみてどうなの?と言うところですが、とても良い印象です。
いくつか良い点を挙げてみます。
色々できるのに動作が軽い
表計算はGoogleスプレッドシート、文書作成はGoogleドキュメントと、オフィス系ソフトは充分揃っています。
他にも画像編集等、Chromebookを使って何かやりたいことがあるときはChromeウェブストアや、Androidアプリも使えるのでGoogle Playストアからも目的のアプリが探せます。
動作は軽く、私が使っている範囲(ブログ、表計算、画像編集辺り)ではメモリ4GBでももたつくことはありません。
動画編集もアプリがあるのでできるとは思いますが、そもそもストレージの容量やメモリ、CPUの関係でどう考えてもメインPCとして使用しているWindows機の方が快適にできそうなのでChromebookで動画編集は考えていません。
Googleアカウント、Googleドライブがすごく便利
これはChromebookだからこそという話ではありませんが、Chromebookを使いだして初めてGoogleアカウント、Googleドライブの便利さに気付きました。
Chromeブラウザがインストールしてあれば、どこにあるどんなPCからでもGoogleアカウントにログインするだけで自分のChromeブラウザの環境が開けます。
自分のChromeブラウザの環境と書きましたが、Chromeウェブストアからインストールしたアプリ等も含めて全てそのまま開けます。
Googleドライブに保存してあるファイルも同様にどのPCからでも開けるので、Chromeブラウザ内で全て完結するようにアプリを揃えてセッティングすれば、WindowsでもMacでもどこにあるどんなPCでもGoogleアカウントにログインするだけでそれが自宅にある自分のPCと同じになると言うことになります。
これに気付くと、「じゃあわざわざChromebookを使う必要もないんじゃない?」と言う疑問も生まれて来ますが、その通りで、別にわざわざChromebookを使う必要はありません。
Windowsを使う人はWindowsで良いし、Macを使う人はMacで良いんです。
大事なのはChromeブラウザがインストール出来るかどうかと言うことになってきます。
そう考えた場合、何でも良いのになぜChromebookが良いのかと言うと、上に書いた『動作が軽く、バッテリーが長く持ち、PCと言うよりスマホやタブレットのように気軽に扱える』と言う点が大きいのです。
また、Chromebookでは膨大な数のAndroidアプリがそのまま使えるので、その辺もWindowsやMacにはない利点になります。
ChromebookはWindowsの代わりになるか?
おそらくたくさんの人が気になっていると思われる、ChromebookはWindowsの代わりになるかと言う疑問ですが、結論から言うと代わりにはならないと思います。
例えばこれまでWindowsやMacでAdobeのソフトを使って動画編集を行ってきた人がChromebookで同じことができるかと言うと、もちろんChromebook対応のPremiereがないので出来ません。
Windowsにしかないソフトを使う必要がある人はそのままWindowsを使うしかなく、今使っているWindows PCが壊れたからと代わりにChromebookを購入すると期待はずれで後悔すると言う結果になるかも知れません。
ただ、表計算や文書作成、ウェブ閲覧やブログを書いたりを目的にPCを使う人にとってはChromebookがWindowsの代わりになり得るかも知れません。
まとめ
Chromebookを使えば色々なことができます。
ですが、現在ハイスペックなPCを使ってゲームや動画編集を楽しんでいる人が急にChromebookに買い換えて同じことが出来るかと言うと出来ません。
私は現在Windows PCとChromebook両方を使い分けています。
私の使っている『ASUS Chromebook Tablet CT100PA』はPCと言うより名前の通りタブレットで、気軽に取り出して気軽にサクッと作業できます。
Windows PCより作業に取り掛かる気分的なハードルを低く感じるので、メモを取ったり思いついたことを入力したりするのは全てこの『CT100PA』を使っています。
文字を打つときは外付けのキーボードを使用していますが、キーボード一体型のノートPCタイプのChromebookだともっと気軽に作業が開始できるかも知れません。
ただ、ノートPCタイプだとAndroidアプリを使うときに不便な感じがするので、ASUSの『Chromebook Flip』のようなどちらにも変形するタイプがChromebookには一番合っている気がします。
私は今、Chromebookで出来る作業は全てChromebookで行い、クラウドストレージもOnedriveからGoogleドライブに移行し、自分から生活をChromebookに合わせに行っています。
それほどChromebookやGoogleアカウント周りの環境が気に入りました。
上の方に、Chromebookは動画編集やゲームには向いていないと書きましたが、現在ハイスペックなChromebookが続々と登場しているので、今後はこの辺の作業もChromebookで快適に出来るようになるかも知れません。
また、クラウドとの親和性が高いChromebookなので5Gのインフラが整備されればもっと便利で面白い使い方が出来るようになってくると思います。
色々書きましたが、Chromebookが自分に合いそうだと思う人は、Windowsから買い換えるとか深く考えずにとりあえず使ってみてください。
“いろんな意味でのChromebookの軽さ”がきっと気にいると思います。
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