部屋の整理をしていたら懐かしいSONYの携帯ゲーム機が色々出て来ました。
2019年3月をもってPlayStation Vitaが出荷終了となり、 PlayStation Portableが発売された2004年から続いてきた SONYの携帯ゲーム機の歴史が終わりました。
せっかくなので本体写真と共にSONYの携帯ゲーム機の思い出を振り返ってみたいと思います。
2004年、PlayStation Portable(PSP-1000)が発売されました。
ゲームソフトはUMDと言う独自規格のディスクで供給され、クールなピアノブラックにLRボタンが透明と言う、これまでの携帯ゲーム機とは全く違うスタイリッシュな本体に驚かされました。
ゲームとは程遠い感じの良い感じの人々が首から下げてメディアプレイヤーのようにPSPを持ち歩く広告もゲーム機とは思えないオシャレさでした。
あまりのスタイリッシュさに居てもたってもいられず、お小遣いをはたいて発売日に本体と『みんなのGOLF』を購入しました。
これがその時購入したPSP-1000です。
ずっとカバーをつけてしまっていたので結構綺麗です。
たぶん動くと思いますが充電器がありません。
背面はこうなっています。
UMDドライブを開いたところ。
その後、2007年9月に初代より軽く、薄くなって処理も少し速くなった改良版のPSP-2000が発売されました。
PSP-1000で特に不便がなかったので発売当初は見送りましたが、『クライシス コア -ファイナルファンタジー VII』と言うゲームに同梱され、裏面にオリジナルのFFイラストが描かれた限定版のPSP-2000を見た時に物欲が刺激され、いてもたってもいられなくなり購入しました。
裏面にオリジナルイラストが描かれたPSP-2000です。
背面にFF7のイラストとシリアルナンバーが入っています。
結構使い込んだのでシルバーのリングが傷ついてしまっています。
PSP-2000からUMDドライブは手動で開閉するようになっています。
UMDドライブを開けたらCCFF7のUMDが入っていました。
コンパクトでかっこいいディスクでした。
その後、2008年10月に液晶の発色が良くなって更に読み込みが速くなったPSP-3000が発売されましたが、前年に購入したFF7のイラスト入りPSP-2000を気に入って使っていたため購入は見送りました。
そして2009年10月、PSPシリーズ最後の本体になったPSP goが発売されました。
従来のPSPとは全く異なり、スマホのように見える本体の後部をスライドさせると十字キーやボタンが出てくると言う全く新しい構造、外観でした。
ゲームソフトはダウンロード販売のみでUMDドライブが内蔵されていなかっため、これまでの本体ではありえないほどの軽さと動作音の静かさでした。
スライドさせると後ろから十字キーやボタン類が出てきます。
だいぶ使い込んだので汚れています。
このPSP goを最後にPSPの歴史が終わり、2011年12月に発売されたPlayStation Vitaに引き継がれます。
PlayStation VitaはPSPと比べて見た目には大きな変化はありませんでしたが、画面に有機ELを採用、背面にもタッチパネル、3G内蔵バージョンがある等、色々とパワーアップしていました。
背面のタッチパネルに関しては、私がゲーム内で活用したのはたぶん初期に出た『アンチャーテッド』のみだったと思います。
このPlayStation Vitaは、最初に書いた通り2019年3月で出荷を終了しています。
PSP goの形状のVitaや、PS4のリモートプレイ用にもう少し画面が大きくL2、R2ボタンがついたVitaなど色々なバリエーションを期待していましたが、大きく分けると画面に有機ELを採用した初代と、後に出た画面が液晶になったタイプが出たのみで終わってしまいました。
私は発売日に初代の3G/Wifiモデルのクリスタル・ブラックを購入し、その後、ヤフオクを利用して何台か買い替え、現在のグレイシャー・ホワイトに落ち着いています。
サファイア・ブルーやライムグリーン等、計4回くらい買い替えたと思います。
私は現在でもグレイシャー・ホワイトの本体を愛用し、現役で遊んでいるのでVitaが終わったとは思えません。
一人一台と言う勢いでスマホが普及し、スマホで充分ゲームが遊べるようになった現在、もうゲーム専用の携帯ゲーム機の時代は終わったのかもしれません。
しかしボタンや十字キー等の物理キーがないと遊びにくいゲームが多いのも確かです。
SONYさんにはなんとか考え直してPSP goのような形の、スマホとゲーム機を融合させたような新しい携帯ゲーム機なんかを出してまたワクワクさせてほしいものです。
あ、そういうの昔あったかも?
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