Microsoftの2画面スマホ『Surface Duo』のアメリカ国内での発売日が9月10日に決定しました。
『Surface Duo』はMicrosoft初のAndroid端末としても注目されています。
私もこの端末が発表されたときにはものすごく物欲をそそられ、次にスマホを機種変更するときは『Surface Duo』と考えていましたが、残念ながら発売まで待てませんでした。
妥協と言う訳でもありませんが同じく2画面のAndroidスマホ『LG V60 ThinQ 5G』を購入して愛用しています。
『LG V60 ThinQ 5G』はかなり使いやすく、触っていて楽しいのでこれまで使って来たスマホのなかで一番と言っても過言ではないくらい気に入っています。
ですが、映像を見た感じだとフォルムやソフトウェアはMicrosoftの『Surface Duo』の方がスマートな感じがします。
同じ2画面のAndroid端末と言うことで『Surface Duo』と『LG V60 ThinQ 5G』は共通する部分も多いと思います。
もしかしたら私と同じように『Surface Duo』の日本国内での発売を待つか『LG V60 ThinQ 5G』を買うかで迷っている人もいるかも知れません。
そこで、2機種をスペックから簡単に比較してみたいと思います。
まずは2機種の主なスペックです。
Surface Duo | LG V60 ThinQ 5G | |
---|---|---|
ディスプレイ | 5.6インチ(1800×1350)×2 | 6.8インチ (2460×1080)×2 |
CPU | Snapdragon 855 (2.84GHz オクタコア) | Snapdragon 865 (2.8GHz+1.8GHz、オクタコア) |
メモリ | 6GB | 8GB |
ストレージ | 128GB / 256GB | 128GB |
バッテリー容量 | 3577mAh | 5000mAh |
重量 | 250g | 353g(デュアルスクリーン時) |
メインカメラ | 1100万画素 F2.0 | 約6400万画素、F1.8(広角) 約1300万画素、F1.9(超広角) ToFセンサー |
インカメラ | なし | 約1000万画素、F1.9 |
おサイフケータイ | ?(おそらく×) | 〇 |
スペックだけを見てみると、メモリ、バッテリー容量、カメラ等『LG V60 ThinQ 5G』の方が高性能です。
ですが、こちらの動画を見ればわかるように、『Surface Duo』には2画面に特化したアプリや工夫がたくさん盛り込まれています。
おそらくこのスペックで充分スマートに動作するよう、ソフトウェア側で調整されているので単純にスペックだけで比較するのは難しいかも知れません。
ソフトウェアも絡めた操作感の点で比較するのは難しそうですが、カメラ、おサイフケータイ等スマホとしてのハードウェア面は明らかに『LG V60 ThinQ 5G』が上です。
『Surface Duo』をこれまでのスマホと同様に考えて機種変更感覚で購入すると、カメラ機能やおサイフケータイの面で後悔することになるかも知れません。
あくまでスマホとして2画面を楽しみたい人は『LG V60 ThinQ 5G』を選択した方が無難だと思いますが、こうやって『Surface Duo』、『LG V60 ThinQ 5G』を比較してみると、同じ2画面のAndroid端末でありながら両者は全く違うもののような気がしてきました。
『LG V60 ThinQ 5G』は従来のスマホをハイスペック化して2画面にしたものであるのに対し、Microsoftの『Surface Duo』は2画面の新しいデバイスとして開発されている感じがします。
スマホとして考えると『LG V60 ThinQ 5G』の方が使い勝手は良さそうですが、『Surface Duo』は触ってみたいと思わせる、何か新しい使い方が出来そうなものすごく魅力的なデバイスです。
私は発売開始直後に購入することはありませんが、様子を見ながら値段が下がってきたところで結局購入してしまうか、何にせよ触ってみたいです。
iPhoneの登場以降、劣勢に立たされていたMicrosoftのモバイルデバイスがようやく面白くなってきましたね。
来年には『Surface Duo』の大型版と言った感じの、新しい2画面デバイス『Surface Neo』の登場も控えていますし、そちらにも注目したいと思います。
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