『GPD WIN Max』のディスプレイの解像度は1280×800です。
実物を見るまでは不満とまでは行きませんが、「もう少し解像度が高ければ良いなあ」と思っていました。
ところが、実際にGPD WIN Maxを使ってみると解像度の低さは全く気にならないどころかドットの粗さなんて全く目立たずきれいに見えます。
8インチで解像度1280×800のGPD WIN Maxの画素密度は189ppiなので、12インチフルHDディスプレイと同じくらいきれいに見えるらしいです。
ところで画素密度っていったい何なの?と言うはなしになるんですが、画素密度とは簡単に言うと1インチ(2.54cm)辺りのピクセル(画素)数のことで、これをppi(pixel per inch)という単位で表します。
GPD WIN Maxの場合は画素密度が189ppiなので、1インチ辺りのピクセル数が189と言うことになります。
12インチのフルHD(1920×1080)だと画素密度が184ppiになるので、189ppiのGPD WIN Maxと見え方がほぼ同じになるということです。
ピクセルやドットについての説明はこちらのサイトで丁寧にわかりやすく書かれているので参考にしてください。
私も勉強させてもらいました。
で、GPD WIN Max のディスプレイが充分きれいに見えるのはわかったけど解像度なんて高ければ高いほどきれいに見えるし高いに越したことないんじゃないの?という気がしてきたので、同じ8インチで解像度1920×1200の『TopJoy Falcon』と見え方を比較してみました。
TopJoy Falconは8インチで1920×1200なので、画素密度は283ppiになります。
189ppiのGPD Win Maxより100ppi近く数値が高いのでかなり見た目が変わりそうな気がしますね。
まずはヤフーニュースを表示してみました。
左が『TopJoy Falcon』、右が『GPD WIN Max』です。
肝心の写真が上手に撮れなかったので何だか良くわからない感じになってしまいましたが、ほぼ同じというか、並べてみても表示の優劣はわかりません。
次はYouTubeを表示してみます。
こちらも写真の関係でなんだか良くわからないと思いますが、見た目の違いは特に感じられません。
本当によく見たら違いがあるのかも知れませんが、よく考えたらそもそも両方ともディスプレイにアンチグレアフィルムを貼っているのでその時点で実際の見た目より若干劣化していると思います。
アンチグレアフィルムを貼るような人間がディスプレイの綺麗さを語るなと言われれば本当にその通りなのですが、実際に使ってみた感じ、8インチのディスプレイなら解像度は1280×800あれば充分です。
そもそも8インチでそんなに細かいものが表示できても物理的に見えません。
細かいものを表示して細かい作業をするときは大画面高精細な外部ディスプレイを接続した方が良いですね。
以前、ASUSから出ていた『TransBook T90Chi』と言う8.9インチのPCを使っていたことがありましたが、こちらは若干ドットの粗さが気になりました。
T90Chiは画素密度でいうと170ppiになるので、GPD WIN Maxの189ppiとの中間くらいがドットの粗さが気にならないギリギリの線なのかもしれません。
最近ずっとGPD WIN Maxばかり触っていてTopJoy Falconは使っていませんでしたが、久しぶりに引っ張り出してきて触ってみると薄いし軽いしそれなりに動くし改めて良いPCだなと思いました。
amazon.co.jp
コメント