2019年11月からアメリカを始め14ヵ国でGoogle Stadiaと言うクラウドゲームサービスが開始されて話題になっています。
残念ながらStadiaの日本でのサービス開始時期は未定ですが、近い将来利用出来るようになると言われています。
Stadiaはまだ遊べませんが、現在日本国内で遊べるクラウドゲームサービスと言えばSony のPlayStation Nowがあります。
PlayStation Nowはクラウドサーバーに保存されたゲームを定額でPS 4やWindowsのPCから遊び放題になる、これまでのゲームの遊び方とは全く違ったサービスです。
AppleからもApple Arcadeと言う定額制で遊び放題のゲームサービスが開始されたり、これまでのようにゲーム機を買って専用ソフトで遊ぶと言う遊び方とは全く違った新しいゲームのサービスが続々登場しています。
現在日本で遊べるゲームの新しいサービスについてまとめてみました。
現在日本で遊べるゲームサービス
PlayStation Now
利用料金 | 1,180円/月(2,980円/3ヶ月、6,980円/12ヶ月)、定額制で遊び放題 |
対応機器 | PlayStation 4、Windows PC(Dual Shockが必要) |
遊べるゲーム | ペルソナ5、GTA5、GRAVITY DAZE、アンチャーテッド等、PS4、PS3で発売された大作、名作多数(400タイトル以上) |
PS4かWindows PC(Dual Shock 3か4が必須)があればPS4、PS3の大作ゲームが遊び放題になります。
それなりのネット環境は必須ですが、クラウドサーバーに格納されたソフトをストリーミングで遊べるので大容量のゲームを遊ぶ時でもHDの容量を気にする必要はありません( 快適に遊ぶには下り12Mbps以上のネットワーク環境が必要です )。
PS4で遊ぶ場合はソフトをダウンロードして遊ぶことも出来ます。
大作の新作がいきなりラインナップに追加されることはないと思いますが、月1,180円でガッツリ大作ゲームが遊び放題なので、新作に拘らずに毎月中古ゲームを買って遊んでいる人はPlayStation Nowに加入すれば得になると思います。
Apple Arcade
利用料金 | 600円/月、定額制で遊び放題 |
対応機種 | iPhone、iPad、Mac、Apple TV |
遊べるゲーム | ソニックレーシング、Sayonara Wild Hearts等、タッチ操作で遊べるカジュアルなゲームが多い(100タイトル以上) |
iPhoneやiPadでもコントローラーなしで遊べるようにタッチ操作で遊べるカジュアルなゲームが多い印象ではありますが、スクウェア・エニックスやセガ、コナミ等のソフトウェアメーカーも参入しているため、今後色々大作が登場するかも知れません。
月額料金も600円と安めなので、Apple製品を使用している人はゲーム用にとりあえず加入しておくのも良いと思います。
DMM GAMES 遊び放題
利用料金 | 980円/月、定額制で遊び放題 |
対応機種 | Windows PC |
遊べるゲーム | 信長の野望や三国志シリーズ等PCゲームが多数(400タイトル以上) |
Windows PCがあれば月額980円でPCゲームが遊び放題になるサービスです。
信長の野望や三国志等、コーエーテクモゲームスのラインナップが充実しているのでシミュレーションゲームが好きな人はこれだけでも元が取れるかも知れません。
基本的にPCにソフトをインストールして遊ぶ形になるので、各ソフトごとに必要スペックを確認する必要があります。
Nintendo Switch Online
利用料金 | 306円/月(815円/3ヶ月、2,400円/12ヶ月)、定額制で遊び放題 |
対応機種 | Nintendo Switch |
遊べるゲーム | ファミコン、スーパーファミコンの有名タイトルが多数 |
Nintendo Switch OnlineはそもそもNintendo Switchでオンラインプレイを楽しむためのサービスで、定額でゲームを遊ぶために加入すると言うものではありませんが、加入するとファミコン、スーパーファミコンの名作が遊び放題になります。
ラインナップは不定期で追加されて行きます。
ただ遊べるだけではなく、ミスしたら巻き戻してやり直せるようになっているので、昔難しくてクリアできなかったゲームに挑戦するのも楽しいです。
Nintendo Switchでオンラインプレイを楽しんでいる人は加入していると思いますが、Nintendo Switchを持っている人はとりあえず加入すると遊び方がひろがります。
今後日本でサービス開始予定のオンラインゲームサービス
STADIA
利用料金 | 9.99ドル/月、無料会員もあり |
対応機種 | Pixelシリーズ、Windows PC、Mac、Chromecast Ultraを接続したテレビ(専用コントローラーが必要) |
遊べるゲーム |
日本ではまだ遊べませんが、海外で2019年11月19日にサービス開始されました。
専用のコントローラーを購入するとストリーミングでゲームが遊べるようになります。
誤解されがちですがStadiaは定額でゲームが遊び放題と言うサービスではありません。
月額9.99ドル払ってStadia Proに加入すると無料で遊べるゲームもあるし、割引でソフトを購入すると言った感じです。
月額料金を支払わなくても無料会員としてソフトを購入して遊ぶこともできます。
PlayStation 4 とPS Plusの仕組みに近いような気がしますね。
イメージとしてはこれまでのテレビゲームのシステムを完全にクラウド化したみたいな感じでしょうか?
動画サービスのYouTubeと絡めた展開も予定されているようなので新しいゲーム体験が出来るようになるのかも知れません。
サービス開始直後の現在、回線速度や色々な問題で快適に遊べるかと言うとそうでもないみたいです。
ですが、何と言ってもあのGoogleのサービスなので時間が解決と言うか、日本でサービスが開始される頃には問題はなくなっていることと思います。
Xbox Game Pass
利用料金 | |
対応機種 | Xbox One、Windows PC |
遊べるゲーム | Xbox 360やXbox向けのゲーム(100タイトル以上) |
2020年には日本でもサービス開始予定とされている、Microsoftのクラウドゲームサービスです。
PlayStation NowのXbox版と考えるとわかりやすいと思います。
月額料金を支払えばXbox系のゲームが遊び放題になります。
日本では普及しているとは言えないXboxですが、このサービスを利用してやったことのないXbox系ゲームを遊びつくすことが出来ます。
Xbox系で言うと、他にもProject xCloudと言うクラウド版Xboxと言われているサービスも2020年に開始予定になっています。
まとめ
『高価なゲーム機を購入して高価なソフトを買って遊ぶ』と言うゲームの遊び方は過去のものなのかも知れません。
今後、SONYからはPlayStation 5の発売が予定されていますが、クラウドゲームを遊ぶ場合、そもそもクライアント側にそこまでの高性能は必要ありませんよね。
と言っても海外で開始されたStadiaで起きた問題のようにリッチなゲームをストリーミングで遊べるほどのネット環境ってまだまだ大部分では整ってないのかも知れません。
そうなるとまだPS5のような高性能で高価(になると思われる)なゲームハードが存在する意味もありますが、ネット環境が発達すれば発達するほどゲーム専用機は不必要になりますね。
そう言う意味でもPS5はただの高性能なゲーム機と言う訳ではなく、また別の新しい遊び方が出来るようなものになると思います。
私はと言うと、色々書いておきながら現在Nintendo Switchでウィッチャー3をカートリッジで購入して遊んでいます。
これがまた面白いのですが、せっかく色々調べたのでウィッチャー3が一段落ついたらPlayStation Nowに加入して『ペルソナ5』をストリーミングで遊んでみたいと思います。
コメント