OneMix4にJoy-Conが着脱可能になるアダプターを3Dプリンターで作成し、公開している人がいたのでデータをダウンロードして作ってみました。
私の3DプリンターはCrealityのCR-100と言う初心者用のもので、10cm×10cm×8cmまでのサイズのものしか出力できません。
OneMix4は縦幅が15㎝以上あるのでこの3Dプリンターでは全然足りません。
Fusion360でデータを細かく10cm以下になるように分割して出力し、後で接着剤でくっつけることにしました。
右側グリップの部品が出来上がりました。
サポート材を外してこれを接着剤でくっつけます。
できました。
左側グリップと背面パーツもできましたが継ぎはぎが目立ちますね・・・。
以前スマホのV60 ThinQ 5Gのカバーガラスのひびを隠すために使ったリメイクシートがだいぶ余っていたので貼ってみました。
綺麗に貼れませんでしたが、この時点で結構疲れてしまっていたのでOKとしました。
OneMix4に取り付けるために各パーツをネジと輪ゴムでつないで完成です。
輪ゴムの力でOneMix4に固定します。
OneMix4にJoy-Conを取り付けてみました。
バッチリです。
OneMix4が同じONE-NETBOOK社のOne-GX1のようになりました。
スライドさせて取り外し可能です。
Joy-ConとOneMix4の物理的な接続は上手く行きましたが、SteamでJoy-Conを使用するための設定に手こずりました。
これについては色々なサイトに書かれているので、参考にして手順通りやればそんなに難しいこともないと思いますが、最初のうち何度か失敗して上手く行きませんでした。
接続は出来ているはずなのにSteamで一切反応しなかったり右側だけ動いたりと言うようなことを何度か繰り返し、手こずってあと接続に成功し、Joy-ConをSteam用のコントローラーとして使うことができるようになりました。
ABXYボタンの表示こそ違いますが、専用コントローラーのようにちゃんと動きます。
と思ったら切ったはずのジャイロが作動してしまって変な動きをしたりなんだか良くわかりません・・・。
が、Joy-Conの接続設定を再度最初からやり直したら快適に動くようになりました。
今のところ問題なく使えています。
10.1インチ大画面ポータブルゲーミングPCの完成です。
ちなみに、Joy-Conを接続した状態での重量は938g。
1kgを切っているので短時間なら手に持って遊べる重量ですが、電車やカフェ等外に持ち出して遊ぶのは見た目的に勇気が必要かもしれません。
このアダプターのデータは上にも書きましたが以下で公開されています。
興味のある人はダウンロードして3Dプリンターで出力してみてください。
今回私はCR-100と言う初心者用の3Dプリンターで作りましたが(と言うかこれしか持ってない)、部品をカットして出力するのに位置に問題があったり、3Dプリンター自体のトラブルで部品を発注して交換したり、制作期間が結局1週間近くかかってしまいました。
今のところ完成したJoy-Conアダプターに問題はありませんが、パーツを細かくわけた分強度が不安ですし、細かく分けるにはそれ用の設計をしなければいけないな、とか、色々勉強になりました。
20cm四方以上出力できる3Dプリンターがあればものすごく楽な気はしますが、自室をそれ用に模様替えしないと置くスペースが厳しそうですし、部品も交換したばかりなのでしばらくこのままCR-100を使い続けようと思います。
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