aiwaから発売された、これまでにない個性的な形状のショルダースピーカー(ネックスピーカー)、ButterflyAudio HPB-SW40。
届いてから1週間以上、映画や音楽鑑賞に使ってみたので簡単に感想を書いてみたいと思います。
aiwa ButterflyAudio HPB-SW40の良いところ
低音が響き、臨場感、没入感がすごいのに疲れない
プロジェクターを使ってスクリーンで映画を見る際にButterflyAudioを使ってみました。
「映画館?」とまで言うと言い過ぎかも知れませんが、これまでのヘッドフォンやネックスピーカーでは味わえないような感覚です。
ヘッドフォン並みに低音が響くのに開放感があり、耳を圧迫しないので長時間装着していても疲れません。
スピーカーがむき出しなので当然周囲に音は漏れますが、自分には爆音に聞こえても周囲には大して大きな音は漏れません。
ワンルームで一人暮らしの人でも隣人の迷惑にならずに安心です。
ヘッドフォンとスピーカーの良いとこ取りと言った感じですね。
なんとなく、と言うか社会情勢的に興味があったので『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』と言う、ウクライナとロシアが題材の映画を見ましたが、雪を踏む音、風の音がButterflyAudioの左右のスピーカーからダイレクトに耳に響きます。
細かい音まで聞こえて臨場感がすごいので、映画の内容的に辛さも倍増でした。
現在進行形で起きているウクライナとロシアの間の問題について、色々と考えさせられる映画なので気になる人は見てみてください。
体勢に合わせてスピーカーの位置が調整できる
スピーカーの角度が前後左右、ある程度自由に動きます。
自分の体勢に合わせて良い音が聞こえるベストなポジションに調整でき、椅子の背もたれを倒し、もたれかかっても良い音がキープできます。
バッテリーが長時間もつ
JBLのネックスピーカー、SOUNDGEARはバッテリーが3~4時間しか持たないので、映画を1本見たあとに充電を忘れると次は厳しい感じでした。
このButterflyAudioは2時間の充電で、なんと20時間もバッテリーが持つので使うたびに充電する必要がありません。
aiwa ButterflyAudio HPB-SW40の残念なところ
ButterflyAudioの残念なところを書こうと思ったのですが、私がこのスピーカーを購入した目的である『座って落ち着いた体勢で映画、音楽鑑賞』と言う用途に限って言うと、特に残念なところは見当たりません。
なので、使い方によっては気になるかな?と思うところを探してみました。
首を動かすと良い音ポジションからずれる
上に、「スピーカーの角度が調整できるのでどんな体勢でも良い音がキープできる」と書きましたが、スピーカーが自動で動くわけではないので、咄嗟に首を動かしたりする際には耳の横のポジションからずれます。
普通のネックスピーカーではその辺が気になったことがないので、これはButterflyAudioの特殊な形状ならではだと思います。
あまりジョギング中にこのスピーカーを使用する人はいないと思いますが、運動中の使用には向かないと思います。
まとめ
私がプロジェクターで映画を視聴するのは基本的に家族が寝静まった夜中です。
なので自室に設置したJBLのサウンドバーが爆音を出してベストなパフォーマンスを発揮する機会は年に数回しかありません。
ネックスピーカーを利用する機会の方が圧倒的に多いのです。
私はJBLのSOUNDGEARと言うネックスピーカーを発売以降数年に渡って愛用しています。
このSOUNDGEARも音質が良く使いやすいネックスピーカーですが、上にも少し書いたバッテリーが3~4時間程度しか持たない問題や、装着した状態で椅子の背もたれをたおして寄りかかるとスピーカーの位置がズレる問題が気になっていました。
ButterflyAudioはその辺りの問題を全て解消してくれました。
更に臨場感と言う点で見るとButterflyAudioが圧倒的です。
ButterflyAudioは大きな音が出せないワンルーム住まいの人、家族や近所の迷惑になるので大きな音が出せない人のプライベートシアターにベストなスピーカーだと思います。
こんなに面白いスピーカーを発売するaiwaには今後も注目して行きたいと思います。
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