昨年の12月に、XGIMI社のAndroid TV搭載高性能モバイルプロジェクター『MoGoシリーズ』の新製品、『MoGo Pro+』が発売されました。
私の愛用する『MoGo Pro』についてはこれまで色々と書いてきましたが、今回、XGIMI社の日本正規代理店になられている株式会社ビーラボさんより『MoGo Pro+』の実機をお借りすることができたので、実機を使って『MoGo Pro』から『MoGo Pro+』になり、どこがどう『プラス』になったのか比較してみたいと思います。
MoGo Pro+とMoGo Proのスペックの違い
以下の表がMoGo Pro+とMoGo Proの主なスペックです。
MoGo Pro+ | MoGo Pro | |
投影解像度 | 1920 x 1080 | 1920 x 1080 |
明るさ | 300 ANSIルーメン | 300 ANSIルーメン |
本体サイズ | 105.5 x 94.5 x 146 mm | 105.5 x 94.5 x 146 mm |
重量 | 0.9kg | 0.9kg |
台形補正 | 垂直 ±40°、水平 ±40° | 垂直 ±40°、水平 ±40° |
自動台形補正 | 垂直 ±40°、水平 ±40° | 垂直 ±40° |
インプット | DC x 1 ,HDMI x 1 ,USB 2.0 x 1 | DC x 1 ,HDMI x 1 ,USB 2.0 x 1 |
スピーカー | 3Wx2 Harman Kardon | 3Wx2 Harman Kardon |
その他 | Android TV搭載、 大容量バッテリー搭載、 XVUEイメージエンジン搭載、 折り畳みスタンド内蔵 | Android TV搭載、 大容量バッテリー搭載 |
価格 | 80,080円(税込) | 74,800円(税込) |
赤文字で書いた箇所がMoGo ProからMoGo Pro+になって変更された部分です。
スペックから見るとMoGo Pro+は解像度、明るさ等、プロジェクターの肝となる部分はそのまま、細かい部分がバージョンアップされたモデルですね。
ちなみにそれぞれの価格は株式会社ビーラボさんのショッピングサイト、Glimplseで実際に販売されている価格です。
下記のバナーからどうぞ。
MoGo Pro+とMoGo Proの見た目の違い
こちらがMoGo Pro+の実機です。
外観はMoGo Proとそっくりです。
MoGo Pro+とMoGo Proを並べてみました。
左がMoGo Pro+、右がMoGo Proです。
並べてみると色が全然違いますね。
かわいらしい雰囲気のMoGo Proと比較してMoGo Pro+の方は色が黒っぽくなり、メタリックな雰囲気で高級感があるように見えます。
MoGo Pro+は正面下部に自動台形補正用のレンズが搭載されています。
このレンズで垂直だけでなく水平方向へも正確な自動台形補正が可能になったようです。
背面はこんな感じです。
入力端子の種類、数は両方とも同じなので見た目も同じです。
上から電源スイッチ、ヘッドフォン端子、HDMI、USB、電源入力端子の順に並んでいます。
底面です。
MoGo Pro+には三脚を取り付けるための穴に加えて折り畳みスタンドが内蔵されています。
このスタンドを引き出すと
こんな感じで三脚を取り付けなくてもある程度角度調整ができます。
見た目の違いはこんな感じです。
MoGo Pro+とMoGo Proの映像の違い
いよいよ実際にMoGo Pro+からスクリーンに映像を投影してみたいと思います。
電源を入れてリモコンの設定を済ませ(ボタンを押すだけ)、android TVにGoogleアカウントでログインするだけでほぼ全ての設定が完了です。
おすすめアプリの中にNetflixが並んでいますが、やはりそのままでは使えませんでした。
スクリーンに投影するだけで垂直、水平の自動台形補正機能が働きます。
自動台形補正は下の画像のような感じで数秒で終わります。
自動台形補正の角度が気に入らない場合はリモコンで簡単に微調整できます。
MoGo Pro+とMoGo Proから同じ動画をスクリーンに投影して見え方を比較して見てみました。
全て著作権フリーの動画です。
下の画像はスクリーンをスマホのムービーで撮影し、動画から画像を切り出したものです。
見え方の違いがわかりやすいように並べてみました。
両方とも映像設定はいじらずにデフォルト設定で出力しています。
わかりづらいかも知れませんが見え方が少し違います。
上の画像はムービーから切り出したものですが、スクリーンを直接写真で撮影したら違いがわかりやすかったので下に貼ります。
スクリーンを肉眼で見ているときはここまでの差は感じませんでしたが、概ねこんな感じです。
MoGo Pro+は特に白色が実際の白に近い色で綺麗です。
他の色に関しても全体的にMoGo ProよりMoGo Pro+の方が発色が鮮やかな気がします。
MoGo Proの映像設定をいじってもこの感じにはなりません。
MoGo ProもMoGo Pro+も同じ300ANSIルーメンなのですが、色の鮮やかさのためかMoGo Pro+の方が少し明るいような気がします。
MoGo Pro単体で見ている分には充分奇麗で色味も全く気になりませんが、MoGo Pro+の映像を見たあとにMoGo Proの映像を見るとなんか微妙な気持ちに・・・。
これがXGIMI社が独自に開発したXVUEイメージエンジンの力なんですね。
現在MoGo Proを使っている人が買い換えるほどの違いかと言われるとそこまでではないと思いますが。
あと、MoGo Pro+で実際に映像を投影してみて気付きましたが、本体に内蔵されている折り畳みスタンドがかなり便利です。
天井やよほど角度のきつい場所に投影するのでなければ、内蔵の折り畳みスタンドで充分です。
私はMoGo Proを持ち出すときはXGIMI純正のケースに収納しています。
三脚を収納するスペースもあるので一緒に収納していますが、本体にスタンドが内蔵されていればこのスペースが空くのでアダプターが収納できそうです。
まとめ
MoGo Pro+とMoGo Proの外観、出力映像の違いを比較してみました。
MoGo Proの方が6,000円程度安いのですが、これからプロジェクターを購入する人には映像の鮮やかさ、スタンド内蔵の便利さと言う点だけでも6,000円以上の価値があるのでMoGo Pro+が確実におすすめです。
MoGoシリーズはHarman Kardonの高音質スピーカーを搭載していてバッテリーも内蔵、更にAndroid TV搭載なので外部の映像ソースが必要ない、本当に気軽に楽しめるプロジェクターです。
外に持ち出して屋外シアターを構築なんてことも簡単にできてしまいます。
まだまだ気軽に外に遊びに行けない状態が続きそうですが、家で一人でじっくり映画を見たり、家族みんなで楽しんだり、MoGo Pro+が一つあれば充実したおうち時間が過ごせます。
「欲しい!」と思われた方は、XGIMI社の日本正規代理店である株式会社ビーラボさんが運営されているGlimpseで購入すれば万が一の際のサポートも安心です。
下記のバナーからどうぞ。
Amazonで購入したいという方は、MoGo Pro+で検索すると色々な販売店が出てきますが、下記のリンクがGlimpseアマゾン店で販売されているMoGo Pro+のリンクです。
こちらから購入すればビーラボさんのサポートが受けられるので安心です。
amazon.co.jp
【YouTube動画版はこちら】
コメント